運転開始後の過積載はズルイのか?

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事後的過積載が規制される?の続きです。なんでも、40円とかで早くから運転中の発電所が、今の安いパネルで増設するのがズルイ。けしからん!!ってことで何らかの規制をかけようと言う動きがあるわけですが、本当にこれはズルイやり方なのでしょうか?

まず、40円時代に早くから運転してる発電所の場合、これから積み増すパネル分の売電期間は15年間程度になります。つまり、売電期間が短いために既に事実上買取価格は30円程度まで下がった状態なのです。

さらに、過積載率にもよりますが、追加分のパネルに対しては、ピークカットによるロスもかなり影響します。例えば160%過積載の場合、全体的には3%程度のロスでも、積み増し分のパネルに対してロスを計算すると9%になるわけです。200%なら24%ものロスです。5年後にダブル過積載する場合、パネルコストは半分くらいでないと、やる意味はありません。全然ズルイやり方では無いのです。それどころか、ピークを増やすことなく、朝夕や曇りの発電量を補い、発電の安定化に寄与する素晴らしい方法なのです。

むしろ、特に理由も無く、いや例え理由があっても、今から作られる40円発電所の方がズルイわけです。高圧を含め。事後的と言うのが「運転後」ではなく、「申請後」かもしれない?のは、この為なのでしょう。確かに今から作られる40円発電所をスーパー過積載化するのはズルイと言われても仕方ないかもしれません。ただし、これは過積載の問題では無く、今から40円で作れてしまうことの自体が問題なわけです。問題のすり替えと言うか、イメージ先行で規制が作られる流れに対して憤りを感じてしまいます。私も少し責任を感じますし、テンションがた落ちです。(笑)

とにかく、早くからきちんと運転開始してる発電所のパネル積み増しに対しては、規制をかける理由は無いのです。

コメント

  1. 匿名希望? より:

    来年度より、分割規制を緩めるため、過積載ではなく、事業計画提出後1年待てば、隣地申請も可能になるようです。
    これは買取価格が下がるため、良いみたいですね。

    • minoli より:

      匿名希望さん

      そうなんですか?一年遡って同じ地権者なら分割NGのことでは?それとも別の話ですか?

  2. minoli より:

    匿名希望さん

    そうなんですね。過積載の方がピーク発電量増えないし、安上がりで良いことずくめなのに意味が分かりません。

  3. りょん@fppv より:

    40円とか36円あたりのへなちょこ過積載(55kWとか)級が、スーパー過積載とかエクストリーム過積載に挑まれると、かなりうらやまけしからんですよ。4年経っていても残り16年、実質32円とか29円なわけですし。実にうらやまけしからんですね。

    • minoli より:

      りょんさん

      そう思い、経産省の役人に「事後的過積載分は既に実質売電価格が下がった状態ですが?」って電話で質問したところ、「それは分かってます。規制は事後的過積載だけとは限りません」とのこと。ちゃんと私のブログで勉強されてるようです。(−_−;)